思いついたように旅に出る

すげーたまに更新する

旅先で読む本の話

私はあまり眠るのが上手ではないので、
特に旅先ではよく時間を持て余す。
飛行機で5時間眠れないなんてこともよくあるし、疲れている筈なのにホテルの部屋でいつまでも起きていたりもする。
なので大抵は旅先に本を持っていく。
その時にちょうど読みさしのものを持っていくのが殆どだけど、空港で本を買う事もある。ベトナムに行った時は大江健三郎「水死」(非文庫)。内容的物理的に重過ぎて失敗だった。やはり旅行先には程よい厚さの文庫が良いな…と当たり前の感想を噛みしめている三年前の私よ    。出立前に気付け。

特に海外の旅行先で一冊の本を持っていく意味というのは私にとってかなり大きいのだと思う。
生まれて初めて見るものばかりではわはわと右往左往した1日の終わりに、ホテルのベッドでぺらっとめくった頁上には当然のように記されている角ばった漢字と丸い平仮名の総合体。

よ 読める…

それだけでちょっとほっこりする。
それゆえ日本でフツーに読むよりもじっくり読んでみちゃったりする。
いつもはテキトーに読んでんのかと思われそうですね!
割とそうです。サファッて感じで読んでます。

ゆーても昨今はスマホで本が読める時代なのでわざわざ本を持っていかんでも、とは思うんだけど。でも飛行機の中だとスマホ弄るのなんか憚られるし。
ということで未だに持っていきます。本を。

で今回はちょうど買ったばっかであんま読めてない泰平ヨンを持っていきます。
台湾で読むにはぴったりっぽくて
すでにワクワク!